融資・資金計画 公開: 2025.01.15
ノンバンク活用法|審査通過のポイント
ノンバンクとは
ノンバンクとは、銀行法の適用を受けない金融機関で、預金業務を行わず融資を専門に行う会社です。
不動産投資ローンにおいては、銀行融資が難しい物件や属性でも対応してくれる重要な選択肢となります。
主要なノンバンク一覧
| 会社名 | 金利目安 | 融資期間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| オリックス銀行 | 2.3〜3.5% | 最長35年 | 銀行並みの条件で人気 |
| セゾンファンデックス | 3.0〜4.5% | 最長30年 | 築古に積極的 |
| 三井住友トラスト・ローン&ファイナンス | 3.5〜4.5% | 最長30年 | 審査が柔軟 |
| アサックス | 4.0〜6.0% | 最長30年 | スピード審査 |
| 東京スター銀行 | 2.5〜4.0% | 最長30年 | 外国人対応可 |
ノンバンクのメリット
1. 審査の柔軟性
- 築古物件:法定耐用年数超過でも対応
- 借入人属性:年収や勤続年数の基準が緩い
- 既存借入:複数物件保有者にも対応
2. 融資期間の長さ
銀行融資では築古物件は10〜15年程度の融資期間が一般的ですが、ノンバンクでは20〜30年の長期融資も可能です。
これにより、月々の返済額を抑えてキャッシュフローを改善できます。
3. 審査スピード
- 銀行:1〜2ヶ月
- ノンバンク:2〜3週間
スピードが求められる物件購入では大きなメリットとなります。
ノンバンクのデメリット
1. 金利が高い
| 金融機関 | 金利目安 |
|---|---|
| メガバンク | 1.0〜2.0% |
| 地方銀行 | 1.5〜3.0% |
| ノンバンク | 3.0〜5.0% |
金利差は総返済額に大きく影響するため、収支シミュレーションを十分に行う必要があります。
2. 繰上返済手数料
ノンバンクでは繰上返済時に手数料がかかることが多いです。将来の借り換えや売却時のコストとして考慮が必要です。
ノンバンク活用の戦略
戦略1:ブリッジローンとして活用
- ノンバンクで迅速に融資を受けて物件を取得
- 取得後に銀行へ借り換え交渉
- 金利を下げてキャッシュフローを改善
戦略2:銀行との併用
- 1棟目:銀行融資(与信枠を使う)
- 2棟目以降:ノンバンク(与信枠温存)
戦略3:高利回り物件との組み合わせ
金利3.5%でも、物件利回りが10%以上あれば十分な収益が確保できます。高利回り物件とノンバンク融資の組み合わせは有効な戦略です。
審査を通すためのポイント
- 自己資金を多めに用意:20〜30%程度
- 収支計画を明確に:詳細なシミュレーション提出
- 物件の強みをアピール:立地、入居率、修繕履歴
- 既存物件の実績を示す:安定運営の証明
- 複数社に相談:条件比較と交渉
まとめ
- ノンバンクは築古物件融資の有力な選択肢
- 金利は銀行より高いが、審査は柔軟で融資期間も長い
- まずは銀行に相談し、難しければノンバンクを検討
- ブリッジローンや銀行との併用など戦略的な活用がポイント
- 高利回り物件であれば、金利負担を上回る収益が期待できる
融資戦略は投資成功の鍵です。複数の選択肢を比較検討し、最適な資金調達を行いましょう。


